1968年 愛知県生まれ、名古屋市在住

1986年、井波彫刻伝統工芸士・吉田信久氏に師事。独立後、アジア、アフリカ、ヨーロッパ等の国々を巡り、様々な影響を受ける。2001年、彫刻家・籔内佐斗司氏の元で四天王制作に関わる。同年、第9回木彫フォークアートおおや（兵庫県養父市）グランプリ受賞。現在、東京藝術大学大学院美術研究科、非常勤講師。琉球王国文化遺産集積再興事業などでも腕を奮う。2006年「時の旅・風の景Ⅲ 杉浦誠展」L gallery（名古屋）をはじめとし「－鳥の視点－ 杉浦誠 木彫展」靖山画廊（東京）、心斎橋大丸、日本橋三越、仙台三越など個展、グループ展多数。
多くの作品が一木造で制作されており、鳥瞰的な風景を緻密に彫り出した「鳥の視点」シリーズや、着ぐるみで働くおじさんが休憩している姿を模したシリーズなどがある。